最終回まで観ました。ある意味見続けられたのにやや驚きが…。

今は短し夢見よ乙女 [ ガーリッシュナンバー ]
今は短し夢見よ乙女 [ ガーリッシュナンバー ]


まず、絵は可愛くて、クオリティも最後まで高くて良かったですね。
キャストも中々に良かった。脇を固めてる人達も良かったし、あやねるとかがさり気にでてたりほぼ文句なし。
歌も良かったかな。
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うん、ストーリー以外はほぼ満点?



屑だったクズPは結局最後までクズなまま。でも、彼が悪役というわけではなく、そういうのを織り込んだ上で、駄作アニメが作られ、一部のマニアに受けているだけなのに、何故か2期まで作られるという、業界のおかしな部分を揶揄している?のかもしれません。

主人公の千歳は自分を見つめる事、色々と受け入れる事ができずに孤立しそうになるも、周囲の微妙な距離感の為に相談する事も頑張る事もできずに、ずるずると中途半端な立ち位置のまま最終回までなだれ込む…。

最後の最後で吹っ切れたような部分があって救われたとは思うのだけど、この状態を引っ張りすぎて、最後までついてこれない人が多かったんじゃないだろうか?
「我慢して最後まで見た人」は救われたけど、そうじゃ無い人は切り捨てていくスタイル?


アニメって、来週どうなるんだろ?ドキドキ、ハラハラしたり、ワクワクしたりして、続きを待つってのが本来あるべきスタイルだと思うのです。
だけど、この作品って、来週もひょっとしてこんな感じ?もしかして、千歳最後までダメな奴で終っちゃう可能性アリ?んー、覚醒する可能性もあるからもうちょっと頑張ってみようか…とか。
せっかくここまで見たし、最後まで見ないと勿体無い…とか。

何か、続きが楽しみじゃないんですよね。

ハルヒ2期のエンドレスエイトを観た人、似たような感じだったのでは無いでしょうか?
あれも、1話は普通に、2話で異常に気づくも対処できなかった版、3話で解決…くらいなら多分あそこまで叩かれてない。さすがにあれを8話やるのはやり過ぎ。
消失を劇場化したが為に、消失より先のエピソードをやるわけにも行かず、尺が丸々余ったための苦肉之策とも言われてますが、それでも視聴者を置いてけぼりにして、製作サイドの都合を押し付けられた感は否めない。

今回、そういうのではなく、狙ってこのような構成だったと思うのですが、小説じゃないんだから途中でドロップアウトする人がでないようにする工夫って必要だったんじゃないのかなー?と思いました。

最近話題になった、銀河英雄伝説の原作小説は、1冊がほぼ丸々政治闘争の話で終始する巻があります。戦艦などがほとんど出てきません。話としてはかなり地味でした。読むのも正直苦痛でした。
私の好きな小説シリーズで「十二国記」というのがあります。
この第一作目、シリーズの最初の巻が本当に辛い。読むのが本当に厳しかったんです。主人公の陽子が色々と苛まれて、苦労し、報われず、本当に救いが無い。1巻丸々救われず終ります。
2巻の冒頭で楽俊と出会い、そこから徐々に運命が開けていき、最後のどんでん返しに至るまでは超特急で話が進展し、最後はまさしく大団円!その後の続巻が楽しみになりました。

銀英伝も、十二国記もおそらくそのキツイ部分で先を読むのを止めてしまった人もいるだろうと思います。その先がどんなに素晴らしくても、暗い情景に耐えられずにやめた人はいたと思います。
ある意味、小説だったからこそ許された作りなのかな?と思います。

ガーリッシュナンバーも小説だったら、このような展開は許容できたように思います。
(1巻、あるいは上下巻などで完結していれば最後にスカーっとできたかも)

前回も触れましたが、これまとめて観ているから惰性とかで観続けられた可能性があります。毎週リアタイで観ていたら、多分我慢できずに録画をやめていたんじゃないだろうか。
そして、最終回だけ録画して、「最後どうなったかなー?」で終ってしまう。

ちなみに、最終回を観終わってなお、「スカーっ」とした気分にはなれませんでした。
最後もトラブルがありながらもイベント成功させて、良かったね♪にはなったけど、途中のモヤモヤした気分が晴れて爽やかな気分にはなれません。途中が長すぎた。

これが、5話か6話くらいで最終回の状況になって、一旦目覚めたかと思ったけど、やっぱり性根は中々変わらず、その後も色々とトラブルを起こしながら…とかいう感じなら、全然違った印象だったろうに…と思うのですよね。
万葉と百花の山形帰省エピソードも千歳にケリがついた後ならまた違っただろうに。あそこで入っても、千歳だけ除け者にされて、千歳以外がどんどん親密になっていくという印象にしかならなかったし…。

無論、この手のストーリーが好きな人もいるでしょうし、私とは違う印象を持った人も多いと思います。あくまでも私の感想だし、自分がマイノリティの可能性も大きいと思います。
ただ、少なくとも自分には合わなかった作品だったという事ですね。
声優さんを描いたアニメだったので、凄く楽しみではあったし、実際楽しい部分も多くあったのですけどね…。トータルで考えるとちょっと(凄く?)残念でした。

今更だけど、悟浄→七海→八重→九頭P→十和田→百花→千歳→万葉→京って名前数字にかけてあったんすね。まぁ物語には何も関係ないところですが


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