先日、とある方がセレストクローマグナ(以降セレ拳)を手に入れて、セレストザグナルマグナ(同じく、セレ斧、セレ槍)を順次置き換えていけばいいのか?と質問されてました。
色んな方がアドバイスされていましたが、質問者は結局「じゃ、セレ拳入手したら他の武器と置き換えていけばいいんですね」という理解をされてました。

え?大丈夫?と思ったので、ちょっとまとめてみようと思いました。

ちなみに、背水維持したり、水ゾでぶっぱなすとか、そういうのを理解できている方々にとっては、この記事「完全に無価値」なのでスルーして下さい。

ターゲットは「え?闇はセレ拳並べとけばいいって聞いたけど?」という方々です。
セレストクローマグナ
以下の内容に進む前に把握しておきたい用語があります。それが武器スキル「背水」です。
背水はHPが少なくなる程攻撃力が上がる武器スキルです。限度はありますが、HPが1%になれば最大の攻撃力を得られるような特殊なスキルだと理解して構いません。逆にHPが100%に近い状態では効果が薄くなります。(0ではありません)

セレ拳には、黒霧方陣・攻刃という武器スキルと、黒霧方陣・背水という二つの攻撃UPスキルを所持しています。セレ槍には、黒霧方陣・攻刃Ⅱと乱気の背水、セレ斧には黒霧方陣・攻刃Ⅱと霧氷の見切と、どの武器も2つずつ武器スキルを所持していますが、どちらも闇に対応しているのはセレ拳のみです。

なので、背水効果が最大に発揮できる状況においては、セレ槍やセレ斧よりも、セレ拳の方が強いとされているわけです。逆にHPが最大の状態では、セレ拳の攻刃とそれ以外の攻刃Ⅱの差で、セレ拳の方が劣るという事になります。

以下に、実際にHPの状況でダメージがどう変化するのかを見ていきたいと思います。

闇背水クロー編成
まず、こちらがセレ拳を3本並べた編成です。(理想とされる6個も持ってませんのでご容赦を)


闇背水斧編成
次にセレ拳の代わりに、セレ斧、セレ槍を入れたものです。変わっているのは上段の3本のみです。
対光属性予測ダメージを見ると、スキルレベルが下の方が劣るにも関わらず、ダメージ量が多くなっているのがわかると思います。ちなみに、メイン召喚石は4凸セレスト・マグナです。
現在は、予測ダメージに色々と条件を設定する事ができるようになりました。この画像では、次のような設定になっています。
予測ダメージ条件
そう、HP100%ですね。つまり背水が全く効いていない状態です。

これをHP1%にしたらどうなるでしょうか。背水装備が全く無い②は変化ありませんので割愛しますが、①の予測ダメージを見てみましょう。
闇背水クローHP1予測
予測ダメージが倍増しました。無バフ・デバフでこの予測ダメージなので、実戦ではもっと高いダメージを与える事ができる…はずです。

まず、先に②のHP100%時の奥義ダメージ(トライアル)を見てみましょう。
闇背水斧HP100奥義
一応、ミゼラブルミスト、アーマーブレイク2、レイジ4に4凸バハの召喚効果がかかった状態での奥義ダメージという事になります。バハの効果もあって、奥義減衰176万すっ飛ばして200万超えたダメージがでていますね!
次に①の編成を同じ条件で試してみます。
闇背水クローHP100奥義
ほぼほぼ同じですね。背水が全く効いていないのですからそれも当然(?)でしょうか。

何故か二人目に水着ゾーイがいる事に気づいた聡い方もいらっしゃるとは思いますが、今度は奥義を撃つ前に、水着ゾーイ2アビ、コンジャンクションを使ってから試してみたいと思います。

同じくまず先に②(槍斧)の編成。
闇背水斧HP1奥義
コンジャンクションを使うとキャラのHPは強制的に1になります。結果は若干ダメージ落ちてますが、まぁ誤差の範囲でしょう。次は背水で予測ダメージが倍増した①(拳)の編成です。
闇背水クローHP1奥義
んん?ダメージ…、増えてはいますが、微増…というかほぼ誤差の範囲ですね?
どういう事でしょうか?

グラブルでは、通常攻撃、奥義共にそのダメージ以上になるとダメージが増えなくなる「減衰」と呼ばれるものが設定されています。「上限」とは多少ニュアンスは異なりますが、まぁ実質限界のようなものですね。とにかく、これ以上ダメージが増えないとされる値があります。その値は各種バフなどによって変動するので一概には言えませんが、通常時は上でも少し触れましたが180万弱の176万あたりです。この画像の場合は4凸バハの召喚バフでそれが上昇しているというわけです。

今回試したのは、どちらも同じ敵(トライアル)で、しかも入っているバフも全く同じ状況です。しかし、敵によってはより防御が高いものもいますし、デバフが入っていない場合もあるでしょう。その場合、②(斧槍)の編成では減衰値に届かない可能性があります。しかし①(拳)の編成では減衰値まで届くダメージが出るかもしれません。HighLevel(HL)マルチの敵は防御が非常に高い為、減衰まで届かせるのはハードルが高いのですが、通常のマルチでは奥義であれば割とすぐに減衰値に届いてしまいます。
そうなると、いくら背水が効いていても奥義ダメージでは差がでないという事になります。

では、通常攻撃はどうでしょう。
HP満タン状態での①の通常攻撃ダメージです。バフデバフは奥義の時と同じです。(バハは未召喚)
闇背水クローHP100通常
続いて②の通常攻撃です。
闇背水斧HP100通常
背水が全く効いていないため、元々の攻刃スキルの差がダメージにでているのがわかると思います。
拳は攻撃UP(中)+背水、斧槍は攻撃UP(大)です。

しかし、HPが少ない場合はどうでしょう。
闇背水クローHP1通常
背水が一切無い②の編成はほとんど変わらない結果になるため割愛しますが、背水のある①の編成ではこのような大きなダメージを与える事ができます。通常攻撃の減衰値は44万とされていますが、ウェポンバーストの影響かそれを超えたダメージがでていますね。こうなると、背水効果を持ったセレ拳が強いと言われる理由もわかるかと思います。

こうしてみると、HP100%時ではどの編成でもそんなに大きな差は無く、HPが減った状況では背水スキルを持ったセレ拳を編成してある方が強いという事が理解できるかと思います。
では、最初の問いに戻ってみましょう。

「セレ拳手に入れたら、他の武器と置き換えていけばいい?」

常にHP100%の状態で戦う、あるいはAT開幕奥義で削るという状況であった場合、答えは「NO」という事になります。ほとんど変わらないか、場合によってはセレ拳より、セレ斧セレ槍の方がダメージが出る可能性があります。
コンジャンクション使っての開幕奥義も同じです。ほとんど差は無いでしょう。むしろ、コンジャンクション使ってる分、他の方より出足不利になりかねません。

開幕時や、それ以外でも相手が麻痺などで全く反撃がこない場合だったらどうでしょう。
その場合、HPが幾ら減っていても関係ないわけですから、背水を最大に活かして戦う事ができるでしょう。そういう特殊な状況が想定できるのであれば、答えは「YES」になります。HPが1%などの極端な状況でなくとも、(本数にはよりますが)HPが50%~80%程度の状況で戦い続けるのであれば、セレ拳編成の方がトータルダメージはよくなるだろうと思います。

そういう戦い方、シーンを想定した上で、どの編成を使うべきなのかを判断すべきと思います。
勿論、先達のアドバイスが間違っているわけではありません。普通に中長期戦を戦っていれば、HPは自ずと減らされて行く事になり、HPは60%程度を維持した状態での戦闘になる事が多いでしょう。HPが満タンなのは戦闘開始直後くらいです。なので、セレ拳を多く編成した方がいいというのは正しいアドバイスです。
ただ「何でセレ拳を多くした方が強いのか?」がわかると、より強くなれるのではないかと思います。

ちなみに、私の現環境で背水装備を目一杯使うと、大体こんな編成になります。
闇背水Max編成
この編成で、サポート召喚石にシヴァを選択して、召喚後に殴るとこうなります。
闇背水クローシヴァ
ほとんど奥義ダメージですね
これがトリプルアタックだったり、追撃がついていたりして、さらにそれがキャラ全体で…となると、確かにこれは背水強いという事になろうと思います。
シヴァの召喚効果は1度きりですから、それを使わずに普通にバハ編成でも先ほどのような50万を越えたダメージを続ければ相当なダメージになります。あるいはグラシーザーなどを一杯積んだハデス編成などであれば、もっともっと強力でしょう。

他人へのアドバイスというのは、結構軽くできるものなのですが、実際アドバイスされた側が、ちゃんと想定した環境にあるかどうかを把握できている事は多くありません。せっかくアドバイスしたのに活かしきれない…のではなく、相手の状況を把握せずに検討ハズレなアドバイスをしている可能性もあります。
質問する側も、答える側も条件を抜いて話すケースがどうしても多くなります。できればそこは条件をしっかり把握(共有)して、会話できれば良いなぁと思います。

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