リミテッドシリーズキャラの上限解放がスタートし、第一弾としてカタリナとラカムの上限解放が実施されました。
前回はカタリナについて紹介しました。

カトルとのコンビで、かなり活躍できそうなカタリナさんでしたが、今回はラカムについて紹介してみたいと思います。
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上限解放は、Lv80の状態で上限解放フェイトをクリアする事で可能になります。
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素材としては、究竟(くきょう)の証と火のプシュケーあたりがやや重いものの、究竟の証の日あたり交換数制限の撤廃などもあり、比較的容易に集められると思います。プシュケーは3個であれば栄誉の輝きでの交換も可能(一ヶ月3個まで)ですね。
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上限解放すると、イラストはこのようになります。なんと言うかトニカクカコイイ
イラスト中にノアがでてきていますが、解放フェイトはこのノアも大活躍(?)する内容になっています。

というか、ノアのショタ疑惑が明らかになります
ノアショタ?
ノアに目をつけられたラカム少年の運命や如何に!
という事で、真相は是非解放フェイトをご覧下さい。カタリナでも触れましたが、リミテッドキャラの解放フェイトはキャラ解放武器との関係性が描かれています。ラカムの場合はベネディーアですね。どうしてラカムがベネディーアを手にする事になったのか、ベネディーアとはそもそもどういう由来の銃なのかが、フェイトを最後までやるとわかるようになっています。
ルリアノートベネ
ルリアノートのベネディーアのフレーバーテキストです。フェイトをクリアした後にこれを読むと、ちょいと感慨深くなりますね。
今後も、AK48とかガンバンティンとかエタラブとかについてストーリーが組み上げられていくのですね。凄く楽しみです。

さてここからは新しいアビなどについて見ていきたいと思いますが、まず解放直後のアビを見てみます。
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奥義は上限解放と同時に「ナバルストライク」に変化し、味方全体の火属性攻撃UP/DAUPに加え、クリティカル確率UPが発動するようになりました。

この状態から、まずLv90になると3アビがダブルタップ+に変化します。
ラカムLv90
効果中DAが確定し、攻撃時に1アビのスピットファイアが追加で発動する状態(1ターン)という効果でしたが、ここにターン経過なしで通常攻撃を実行する効果が追加になりました。
通常攻撃なので、ダブルタップ効果も発動します。1アビのスピットファイアは累積防御ダウンの効果もあり(10%ずつ最大40%)、ダブルタップを用いる事で開幕の攻撃開始前に20%の防御ダウンとなりました。この時点でアーマーブレイクと同等の効果量ですね。しかも防御デバフが入らない天司などにも有効です。普通に攻撃すると30%、ザ・サンなどの2回攻撃だと上限の40%まで下がります(ダブルタップの効果は1ターン中有効)。こうなるとアマブレ2とかも不要ですね。他に後10%下げればもう上限50%まで届きます。主人公のアビの幅を広げる事もできそうです。

ラカムLv95の1
Lv95になると、新たなるアビリティ「導きの銃」を習得します。
ラカムLv95の2
同時に、1つ目のサポアビが更新され、スライトオブハンド+に変化します。

先にサポアビから見て行きます。
元々「戦慄」という独自デバフが付与されている状態の敵に追撃が発生するという効果だったのですが、戦慄が付与されている敵がいると奥義チェインバースト(フルチェインの必要なし)時に、敵全体に追加ダメージと累積弱体耐性ダウンを付与するようになりました。また、追撃のダメージも上昇(20%)しているようです。
ラカムスライトオブハンド
追加ダメージは色々入った状態でこの数値でしたが、ほぼ何も入って無い状況でも65万くらいのダメージでした。ウシュガルム(アビダメ上限UP)を編成するとダメージが増えましたのでアビ扱いのようですね。ただ、戦慄(敵がOD時に2アビを使うと付与される)が入っていないといけない為、開幕では狙えないケースも多いかもしれませんね。

続いて追加になった4アビ「導きの銃」について見てみます。
使用すると、任意の火属性キャラ(ラカム含む)に4ターンの攻撃UPと奥義性能UP(ダメージと上限UP)が付与され、奥義ゲージが100%になります。100%追加ではなく100%になるだけです。ゲージの上限が200の剣豪でも99%以下は100%になり100%以上は変化しません。
つまり、ゲージ200%必須のコロッサスさんは「即座に奥義発動可能」といいつつ奥義発動できない事になります(いいのか?それ)
羅喉阿修羅陣など、奥義ゲージ獲得量UPのバフが付与されていても、この「100%」は揺るぎません。頑固なラカムさんのようですね

奥義性能UPの性能を見てみます。
色々盛った状態でのクリュサオル2発目(デュアルアーツ)の奥義ダメージがこちらです。
ラカム4アビ無し奥義ダメ
(ちなみに、シヴァ召喚効果の乗った1発目は420万でした)
次がラカム4アビをジータちゃんに使った場合の2発目ダメージがこちらです。
ラカム4アビ有り奥義ダメ
10%弱くらい増加しています。(ちなみにちなみに、シヴァ効果付きの1発目は440万)
上限付近でもこの程度上昇していますので、上限にギリギリ届いていないあたりでの貢献度は高そうですね。
効果は4ターンの間継続しますので、開幕で奥義を撃ち、3ターンでゲージ回収し4ターン目で又奥義…という流れの場合はかなり有効そうです。奥義ゲージアップの効果が長持ちするアニラ3アビや、ザ・サン召喚などとあわせると効果もより一層あがるのでは無いでしょうか。

この4アビについては、後ほど活用方法について又考察してみます。ここでは一旦終え、次のLv100になった際を見ていきます。
ラカム最終フェイト解放
Lv100になると、最終フェイトが解放されます。これをクリアすると、最後のアビの強化が行われるわけですが、子供の頃のラカムとノアのお話や、ベネディーアとの出会いについて語られる事になります。とても興味深い内容ですので、是非ご覧になってください。

ラカムLv100
フェイトをクリアすると、デュレーションⅡにディスペル効果が追加になります。再使用間隔が5ターンで使えるディスペルという事で、ジョブアビのディスペルと同程度に使えるアビになりました。戦慄は…まぁオマケくらいに考えていた方がいいですね
前述のように強力なデバフではありますが、ソロならまだしもマルチでODなんて狙えるものでもありません。古戦場HELL95以上だとOD時間も長いので有効かもしれませんけどね。
巷間の評判を見ても、このデュレーションⅡに関しては賛否両論という感じ…というか、否の優勢ですかね。戦慄が上書きできるようにとか、OD関係なしで入ればいいのにとか言う意見も多く、首肯せざるを得ない
再々々々調整(前回で5回目の調整らしい)が来るかも?などという意見もありましたが、どうでしょうね。ランクがあがって強敵とばかりやっているので麻痺しているのですが、中級者くらいがナタクとかティアマトHLとかと戦うに際しては、案外有効だったりするんじゃないかと思います。

さて、ここまでラカムの上限解放によるアビリティの変化などについて見てきました。3アビのダブルタップの強化が地味ですが効果的な気がします。1アビスピットファイアが1ターン目終了時点で3回(ザ・サン召喚すれば4回)発動する為、累積防御ダウンが30%(40%)になるというのは、相当に大きな事です。40%まで下がるとアーマーブレイク2ですら上回りますから、ミストでなくともクラリスやマギサ、アニラなどのキャラの火属性防御ダウンがあれば、天司でさえも下限まで防御を落とせる計算になります。
火の累積防御ダウン(属性含め)はスツルム殿などもいますが、立ち上がり速度ではラカムがピカイチという感じですね。その分主人公に欲しいアビを積めるという事になりますから、編成の幅は広がりそうです。

ここからは少し趣向を変えて、4アビの活用方法について考えてみたいと思います。
(ある意味、主題なのですが)
指定したキャラを即時奥義発動状態にするという事なので、開幕でジータちゃんを奥義発動状態に持って行くのが真っ先に思いつきますね。クリュサオルの奥義2回発動とかを開幕で使えるのは凄く魅力的です。他にも剣豪などでアビ使用に奥義ゲージを使うものがありますので、それらを使用した上で奥義を発動させるというのにも使えそうです。
黄龍を加護にする事でバトル開始時のゲージを60%(団サポの銅鑼とあわせて)でスタートにする事も可能ですが、加護が50%しかないのでダメージは下がってしまいます。その点アビでゲージが稼げれば加護が下がる心配が無いので良いですね。いくつか組み合わせはあると思うのですが、今回はちょっと目線を変えてドラムマスターを使って試してみました。
ドラムマスター1アビの効果で全体の奥義ダメージも上昇、2、3アビは奥義ゲージを使いますが、ツバサで稼いだ分で賄えますし、アニラの3アビのお陰でフルチェインもできました。

ただ…。
逆を言うとアニラとツバサがいないと成り立たないのに加え、ドラムマスターの3アビとアニラ1アビが重なって勿体無い(攻防UPは活きるけど)などもあります。そして、アニラとツバサがいるなら、ラカムいなくてもフルチェインとかはできてしまうのです…。
そうしてみると、奥義を即使いたいというニーズではイマイチ起用の根拠としては弱い気がします。シヴァなどの奥義ゲージが溜まりにくいキャラへの補助という観点での起用はあるかもしれませんが、配置やアビの使用でカバーできてしまいそうです。

そこで着眼点を変えてみました。奥義を使わなくとも開幕で奥義ゲージを満タンにしたいジョブが一つありました。黒猫道士(賢者)です。
黒猫道士は奥義ゲージをMPに変換し、ブラックチャーム状態にする事で、味方全体に攻防UPや連続攻撃確率UP、弱体耐性UPなどが付与されます。攻撃が全体に振りまかれるケースが多い昨今、黒猫道士の防御UPは非常に心強いので、開幕に他心陣を使うなどでゲージを100%にし、ムーンライトを使ってMPに変換、そしてブラックチャームを発動させます。

ここで、ラカムの4アビを使えば、他心陣を使わずともゲージを100%にできます。他心陣はHPが減ってしまいますがラカム4アビならその心配もありません。非常に安全に開幕からブラックチャームを発動させる事ができるようになります。
黒猫道士は実は非常に奥義が強力です。MP15状態での奥義が最も高い威力なのですが、奥義を撃つとMPを全て消費してしまいます。ターン経過でMPは1回復しますが、ブラックチャーム状態の維持にはMP3必要なので、ブラックチャームが強制解除されてしまいます。強制解除されると、敵対心も大幅にUPし、攻防も大幅に下がるため、場合によってはあっと言う間に沈んでしまいます。
ジョブ専用武器のルナティックブルームを持っていると、奥義後にMP5回復し、毎ターンのMP回復量も増加する為、奥義を気にせずに使う事も可能なのですが、無いと奥義を撃つのはほぼ不可能です。
せっかく強力な奥義を持っているのに宝の持ち腐れになってしまいます。

しかしながらラカム4アビだけでなく、他心陣も一緒に使う事で、黒猫道士が奥義参加する状況を作り出す事ができそうです。
動画では開幕4アビでゲージ100%にし、チャームを発動させて通常攻撃をし、再度ムーンライトが利用可能になる直前、奥義を全員で使用しています。奥義の次ターン、MPは1になってしまっているので、このままだとチャームが自動解除になってしまいますが、他心陣を使う事でゲージが100%に出来るため、ムーンライトでMP15に復活できました。これで又次のムーンライト使用までブラックチャームが解除される事はありません。残念ながらラカム4アビ(再使用間隔が9)や他心陣(再使用間隔が8)なので、ムーンライト(再使用間隔が4)とは同期が取れず、キッチリとあわせるのは難しいでしょう。でも4アビと他心陣を交互に使う事で、ジータちゃんも奥義を撃つ事ができるようになるというのは、ルナティックブルームの無い状況では結構ありがたいと思います。

前述の開幕奥義はキャラの有無で左右される部分もあったのですが、黒猫道士の場合にはラカムとジョブさえ揃っていれば誰でもできる組み合わせです。(黒猫道士でなくとも、賢者でも似た運用は可能)
キャラや武器が揃っている方は、中々ラカムの入る場所が無いという声も聞かれますが、まだそこまで届いていない方は、こういう組み合わせをする事で状況を打破できるケースもあるかもしれません。
他にも有用な組み合わせはあると思います。せっかく手に入れたリミテッドキャラですし、上限解放し酷使するだけ酷使してあげましょう

自分の利用ケースを考えてみると、例えばバイブカハ戦などは強烈なリフレクションがあって難儀しているのですが、ラカム2アビで消せるなら案外いいんじゃ無いだろうかと思ってます。ガルーダやラファエルの幻影にも使えるかな?ナタクはあんまり関係なさそうですし、ティアマトも同じく。マリスは
ガロット持ったトーメンターで、バーストくらってアビ再使用延長になった時に、奥義でできる限り早急に現状復帰できる手伝いができそうで有用な気がします。(ガロットの奥義効果で、アビ再使用短縮があるので)
(2019/10/03 追記)
4アビ自体も強化だったので、延長されてしまうというオチでした
バーストくらう前にゲージだけあげて、いつでも奥義撃てる状況にしておく方が良さそうでした
(追記ここまで)

他にもハマる局面があるかもしれません。性能をちゃんと把握しておいて、イザという時に活用できるようにしておきたいですね

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