ソシエとユエルの活躍する復刻イベント「ごめんなさいとありがとう」が絶賛開催中ですね。もう欲しいものは手に入れたでしょうか?イベを進めれば加入するユエルちゃんも、キャラの性能というよりはスキンとして使ってもいいんじゃないかと思う見栄えですね。
今回の話とは全く関係無いのですが…。
水ユエル
奥義の「紅」と「凛」で、CV植田さんって所から、どっかの魔法使いをイメージしてしまったのは、私だけでしょうか
召使としてシエテを連れていたら、剣拓した武器を自在に取り出して使えるあたり、やっぱりいいコンビになりそうな気がしますね

さて、この先は一部今イベのネタバレにもなりますので、ご注意ください。
今回のイベントは、ソシエとユエルが「九尾様」と呼ばれる神様(?)を復活させる為に、色々と活躍する物語のある意味集大成となるイベントです。四騎士やアリーザのような連続系のイベントではなく、ソシエやユエルの加入フェイトなどを膨らませたイベントという位置づけで、ちょっと変わった色合いのイベントです。

「九尾様」は、文句無く「金毛九尾の狐」を表していますね。
日本の伝説にある、九尾の狐は、殺生石と切っても切れない関係があります。今回のイベントの舞台も、きっと殺生石と関係のある場所でしょう。となると…安芸高田市なのでしょうか?
もっとも、殺生石自体は複数の場所に散らばっていますし、グラブルで取り込む際これまでも、複数の伝承や地域を取り込んでいるようなケースもありましたので、必ずしも一箇所とは限りません。
ヒントになりそうな、「フートン焼き」も元ネタが良くわかりません。
フートン焼き
豆の練り物を焼くという郷土料理みたいなものはちょっと探しきれず、「トーフ」をひっくり返して「フート」にしたものと考えて、豆腐田楽のようなものなのかな?と想像しているのですが、この画像からするとちょっと違うのですよね。むしろさつま揚げとかそっちの練り物系に見えます。
魚のすり身じゃなく、豆ペーストを使ったものだと思えるのですが、食べてみたい気がしますね

閑話休題。
今回のイベントで、九尾様の名前が判明しました。
九だつ
九妲(くだつ)」という名前との事。日本で「九尾の狐」と言えば「玉藻前(たまものまえ)」ですが、この九妲とは?
ヒントは「妲」の字にあります。この字を使う、狐と関係の深いものと言えば、封神演義でも有名な「妲己(だっき)」で間違いないでしょう。日本の金毛九尾の狐伝説も、この妲己が深く関係しています。
玉藻前に化けていた九尾の狐は、天竺で悪逆の限りを尽くした後日本にやってきた事になっていますが、その前は中国の古代王朝「殷」末期に悪逆を尽くした紂王の妃として有名です。フジリュー版の封神演義でキャピキャピしてたピンクの髪の人ですね
でも、この図のイメージは「金毛」というよりは「白面(はくめん)の者」に近いですね。うしおととらのモチーフも、当然ながらこの九尾の狐です。

封神演義では紂王をそそのかした張本人ですが、それも殷を滅ぼす為の大義名分を得る為、天界からの使命を帯びた狐の精の化身という事になっています。もっとも、調子にのりすぎてハメを外し、誅滅の対象になってしまうのですが

そんな狐の精(尻尾は2本だったみたい)の話が、江戸時代に日本に伝わり、玉藻前伝説と合体して今ポピュラーな九尾の狐像になったようです。つまり、最初に九尾伝説ができた頃は、特に妲己とは関連付けてはなく、単なる九尾の悪狐だったみたいですね。歳を重ねると尾が増えて行くというのは、古くからある動物の神格化の定番だったようですし。猫又もそんな感じですよね。

ただ、今回のイベントの「九尾様」は「妲己」から来ている事は、「九妲」という名前から見ると明らかです。日本人としては受け入れ易いイメージと言えそうですね。中華圏でも同様でしょう。欧米ではどうなんでしょうね?

封神演義の登場人物と言えば、もう一人グラブルには有名なキャラクターが参加しています。
ナタク
そう、メドゥーサの星トモの一人「ナタク」ですね。本来は「哪吒(なた)」と読むのが正しいのですが、日本の小説や漫画で表現されてから「ナタク」の読み方が主流になってしまったようです。
この哪吒は西遊記では孫悟空と戦ったり、中国のエンタメ界(?)では人気者の一人です。そしてナタクは、太公望と共に妲己と戦った英雄の一人です。そして、その太公望は殷王朝の次「周王朝」に仕えて戦います。餌もなく、返しも無い針で釣りをしている所に、周の文王がやってきて仕官を促したという故事は有名です。そこから太公望が釣りの名人としての称号みたいなものになったりしていますね。
そして、この文王の息子が最終的に殷を滅ぼし、周王朝を築きます。いわゆる「殷周革命」です。今回のイベントにもその息子の名前がでてきます。
武王の鉄剣
文王の息子「武王」が使っていた刀…という事なのでしょうか。中国の刀なので「直刀」ですね。日本刀のような反りがありません。ただ…。
九尾
ここで九尾が咥えてるのが、武王の鉄剣ですよね?フレーバーテキストの内容からしても、恨みの対象となる武王を殺す為に九尾が作り出した武器…という方がしっくりくるかもしれませんね。
ちなみにSR武器の名前は、「玉藻~」となっていますので、九尾=玉藻前というのは大前提なのでしょうけど、さらにその前の妲己と関連付けてストーリーを作っているみたいですね。
ソシエとかユエルとかコウとかの名前も、ひょっとすると何か由来があったりするのでしょうか。

さて、他に封神演義や中国に関連するキャラクターなどは、グラブルに登場しているのでしょうか。十二神将の「アンチラ」は使ってる技などが、孫悟空をモチーフにしているものの、そのものズバリとは言えそうにありません。どっちも猿ですが
強いて言えば、黄龍と黒麒麟や四象関連は中華思想から来ているのは間違いない所ではありますが、具体的な伝承とかがモチーフになっているわけでもありません。以前「コロゥ」の由来を調べた際、直接のモチーフには辿りつきませんでしたが、撃滅戦時に使う技の名前などから、中華系の太陽神を女性化したような感じなんだろうなぁという結論に達したのですが(そもそもコロナから来てるんだろうとか、アルヴェンがプラズマと関係が深い…とか)、それくらいでしょうか。中国神話にも面白い存在が山のようにいますので、今後もっと登場してくれたら面白いのですけどね。九尾とナタクが戦う話なんてのがあっても面白いと思います
(2019/11/02 追記)
よっく考えると、竜吉公主(水属性召喚石)が、まんま封神~でした。
そして、続編(完結編)がすぐに開催されて、九尾編もこれでお仕舞いという…。
ナタクや竜吉公主が九尾と戦うのも面白かったのですが、ヨウちゃんが可愛かったから問題なかったですね!
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(追記ここまで)

以前もフレイやエウロペをとっかかりに、ギリシア神話関係の記事を書いたりしました。

ゲームで題材にされる事の多い神話と、実際にゲームの中での扱われ方などを比較していくと、案外面白い発見があったりもします。今後もモチーフ探しなどで面白そうな題材が提供される事を期待しています

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