競技「アンブレラキャッチ」のルールについて書いてみたい。

競技としては、いたってシンプルで、投げ上げた傘を地上(基本的に…)で受け止め、成否をポイントで評価し、そのポイントの総合で優劣を競うというものである。

単に投げた傘をキャッチするだけであり、一見誰でもできるものに思えるが、落下してくる傘はアンバランスで軌道も安定せず中々難しい。またキャッチした最終形によって獲得できるポイントが変わってくる為、咄嗟の判断や反射神経等が求められ、競技として充分成り立っている。

競技は、投げ上げた競技者自らがキャッチする「シングルキャッチ」と、二人同時に投げ上げ、それぞれがキャッチする「ペアキャッチ」の2種目が用意されている。なお、ペアキャッチは投げ上げた傘を自らが取得するより、ペアがキャッチする、いわゆる「チェンジ」が加点対象となるため、それを採用するチームが多い。

身長などで多少の差はあるものの、概ね身体的な有利不利が無い為、競技に男女区別は無く大会も男女合同で順位を争うのが常である。続きを読む