古戦場のHELLボス、スノーホワイトはHPトリガー等でいくつかの特殊技を使用してきます。
HELL90では、HP残り75%時にコールドブラッド、50%時にクリスタルレイン、25%時にスノウメモリーという特殊技を使用してきます。(CTマックスでも使ってきます)

これらの特殊技をくらうと、経過ターンで連続攻撃ダウンになったり、睡眠、攻撃力ダウンなどのデバフを付与してくるため、非常に厄介です。

しかし、これらの技はファランクスやゴッドガードブローディアなどのアビリティや召喚効果で100%以上カットにする事で防ぐ事が可能です。

マウントやクリアの代わりにカットを持ち込む事で、大きなダメージ(特にスノウメモリー)を防ぎつつ、デバフも防止できるので、編成などに幅ができ、戦い易くなると思われます。

是非、カットを使ってみてください。

しかし、クリスタルレインに関して、(自分的には)やや不可解な現象が発生していたので、その経緯と結論(想像でしかありませんが)をまとめてみました。
事の発端は、私の所属する騎空団のメンバーから、特殊技を100%カットするとデバフMISSになるみたいだけど?という話が出たことです。

試してみると、確かにデバフはMISSになるようです。
ダメージ喰らわないとデバフも付与されないという仕様なのだと認識しました。

コールドブラッド(HP残75%時)とスノウメモリー(HP残25%時)は全体攻撃なのでカットするしかないのですが、クリスタルレインはターゲットは単体の多段ダメージの特殊技です。つまり「かばう」すればダメージは一人に集中させる事が可能です。
クリスタルレイン2
幸い、わが艇にはサラちゃんが乗っていたので、意気揚々とサラちゃんにかばってもらおうとしました。

当然、ダメージをすべてサラちゃんが引き受けてくれるのですから、デバフもサラちゃんだけ付与されるのだろうと思っていたのです。であれば回復するのは一人で済むので、古戦場の薬で充分です。節約にもなるしいい案だと思い、早速実行してみました。

しかしその結果は想像とは異なりました。
クリスタルレイン
かばうでダメージは一人に集中しましたが、デバフは全体に付与されてしまいました。

この時点で、おかしな仕様だな?と思いました。何せかばうにより、ダメージ対象、攻撃対象になっていないのにも関わらず、デバフのみ付与されてしまうのですから。

もっとも、ダメージが単発でデバフが全体というのが絶対に無いのか?というとそんな事は無いでしょう。違和感はありますが、そういうケースがあってもいいのかもしれません。

しかし、さらに突き詰めていくと、やはりおかしな現象である事がわかってきました。

クリスタルレイン時、カットを100%(一つで100%でも合計で100%でも)にすればデバフは付与されません。しかし何故かかばうを使った時のみデバフが付与されてしまうのです。

そもそも、100%カットにした時点でかばうを使うのはナンセンスです。
既にダメージを喰らわない状態なんですから、かばっても意味がありません。
にも関わらず、その時はかばってしまったんです。(ただ何となく…としか言えません)

すると、何故か100%カットにも関わらず、サラちゃん以外にデバフが付与されてしまいました。

全属性カットで無いとダメなのかと思い、無凸ゴブロ召喚効果(70%カット)とサラ2アビ(50%カット)を組み合わせたり、ジーク1アビ(20%)、ギルガメシュ召喚効果(30%)、サラ2アビなど、いくつかの組み合わせで試して見ました。

結論からいくと、どのような組み合わせであっても、100%カットならデバフはMISS(10回中10回)、かばうを使うと途端に100%デバフが付与(サラ以外に)されます。

これはどういう事でしょう?

「かばう」の効果が、ダメージターゲットを一身に集めるのみならず、デバフ耐性まで集めてしまうのでしょうか?

恐らく違うのでしょう。

以下は私の想像です。

そもそも、スノウホワイトのデバフは(他の特殊技含め)、カット率と密接な関係があるのだろうと考えます。
試したわけではありませんが、何もカットされない状態ではデバフ付与率が100%に近い状態なのだろうと想像します。(ピルファーや黒猫、賢者でも変わるでしょうがここでは除外)
そこに、ダメージカットを付与すると、デバフの付与率もそのカット率の影響を受けるようになっているのではないでしょうか。100%カットにするとデバフは一律MISSとなったというのはその傍証なのだろうと思います。
元の付与率が100%として、そこからダメージカット率を減算する事で、デバフの付与率が算出されているのでは?という想像です。
従前のほかのデバフの、いわゆる命中率とダメージカット率が因果関係を持つという話は見かけた事が無かったのですが、元々そういう仕様だったのでしょうかね?それとも、スノウホワイト特有なのでしょうか。


さて、そこでクリスタルレインです。
100%カットの状態では、他の特殊技と同様に付与率が減算され、結果付与率0%となりMISS表記となります。「かばう」を使うとどうなるのでしょうか?
そもそも「かばう」を使うと、使用者以外はダメージを受ける事が無くなります。つまりダメージに関して言えばカット率の計算も不要になります。
しかし、今回(では無いかもしれませんが)のデバフ付与率は、カット率の影響を受けています。「かばう」を使ったサラはその付与率の計算がカット率の影響を受け、100%カットならデバフはMISSになります。
例えばスパルタでファランクス+かばうをすると、サポートアビリティのイージスブーンの効果により、カット率100%となります。その為やはりデバフはMISS表記となりました。
さて、かばうを使った以外のキャラはどうなるのでしょう?

かばわれた事で、ダメージ計算をする必要はなくなりました。当然ダメージ対象ではありませんから、カット率の適用も行われません。(必要ありませんし)
しかし、今回のクリスタルレインのデバフ付与にはカット率が影響します。でも、ダメージを受けないため、カット率の計算も不要(0%カット)という判断が行われ、結果的にデバフ付与率が一切減算されない、元のままという事になったのでは無いでしょうか。
ピルファーなどの影響を受けなければ、おそらく100%の付与率となり、ダメージを食わないにも関わらず、デバフのみ付与されるという結果になったというわけです。

かばうを使わなければMISSなのに、かばってしまったことでデバフがつく。

これは、どうにもおかしな仕様と言わざるを得ません。逆ならまだしも。

被弾の有無に左右されず、ダメージとは別に、常に全体がデバフ付与対象というのは、先にも述べたように、違和感はありますがまぁギリギリ納得できる範囲です。
しかし、カット100%でデバフが回避できる状態で、かばうを使うとデバフが付与される状態となるというのは、ちょっと違和感を通り越して、バグあるいは仕様ミスという印象を抱かざるを得ません。

ただ、この想像にはまだ抜けがあります。
というのも、バリアなどで結果的にダメージが0だった場合も、デバフはMISSになっています。カット率とは関係ない所で付与率が計算されているという事になりますね。
まぁ、付与率の計算が1方式だけとは限りませんし、当然かもしれません。

次回以降、同様のケースでは、ランダム単発多段技の場合は、ダメージを喰らった場合のみ、デバフが付与されるような仕様にして頂きたいなぁと思います。
そうすればサラに意図的にダメージを負わせ、背水を活かすような事も可能になるでしょう。ダメージも受けてない(攻撃対象から外れた)のに、デバフだけ付与されるというのも、やっぱり違和感は拭い去れません。「かばう」が意図通りに使えるようにして頂きたいと思います。

それと、今回の古戦場では「かばう」は完全に無意味です
せっかくのサラちゃん、カット以外で活用できなくて寂しい

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