さにちゃん

公開されているトーメンターの画像はこちらです。

「torment」とは「苦痛」とか「激痛」とかそういう意味の名詞で、「tormentor」は「苦痛を与える者」つまり「拷問執行人」みたいな感じでしょうか。

語源はラテン語で「捻(ねじ)る」という事なので、さぞいたぶってるんでしょうね…。
イラストでグラジタの下にあるのは、拷問具として有名な、鉄の処女(アイアンメイデン)との事です。

閑話休題、トーメンターはアサシンと同じく秘器(現在は暗器と呼ばれているがトーメンター実装と供に変更予定)を駆使して戦うジョブです。前述のように様々な秘器を８種まで組み合わせて使用できるので、非常に幅広い戦術を取ることができます。しかしながら、最大のネックが「秘器(暗器)を消費する」という事です。中には素材がやや勿体無いかなーと思えるものもありますし、自然アビポチも増える為少々ハードルの高いジョブとなっています。

ざっと暗器を見てみましょう。数が多いので、特徴的なものをいくつかピックアップしてみます。

白煙弾は自分に幻影(４回)、白煙弾＋は味方全体に幻影(２回)を付与します。全体攻撃には効果ありませんが、単発技の特殊攻撃であればこれで回避できます。比較的素材も軽い(エレメント使っといて軽いは無いけど…)方です。
麻酔針は３ターンの自分だけ有効な麻痺を付与します。催眠針も同様に睡眠が３ターンです。
強力なので使いたい所ですが、自分は光晶のエレメントが足りないので、たくさん使えません


スロウパウダーはそのものズバリ「スロウ効果」です。敵のCT調整には必須ですね。
モラールショットは累積攻防UPです。
キリングダガーは、Bがブレアサ(逆境)で、ODが反骨です。


リネンコートは対応する属性ダメージカット(２５％)を５ターンです。
白煙弾もそうでしたが、秘具(暗器)の効果時間や回数は、通常のアビよりも長く(多く)なっている印象がありますね。リネンコートも効果量事態は２５％と低めではありますが、それを補ってあまりある５ターンの効果時間です。勿論、カーバンクルや高級鞄(プロメテウスやバイヴカハなど)の属性カットとも同時に発動できます。

当然、ファランクスなどとも重複可能なので、通常時は２５％カットで被ダメージを軽減しつつ、特殊技時にはゴブロ召喚などとあわせて、９５％カットなどを狙っていくことが可能です。


アポクリファは奥義ダメージUP、オーバーパワーはダメージ上限UP(３ターン)、ブローガンはいわゆるデュレーションです。
そして、ルーンナイフが「ディスペル」効果ですね。ブローガンとルーンナイフがナルグランデトレジャーを使っています。

この他にも、回復やいわゆるウエポンバースト(奥義ゲージ１００％UP)、追撃やグラビティなど数多くの秘器(暗器)が存在します。
そして、この秘器(暗器)を使う為のアビリティ「アサシネーション」は再使用可能ターン数が１。つまり、(基本的に)毎ターン使用する事が可能なのです。

１ターン目で白煙弾＋で幻影を貼り、２ターン目でリネンコートで属性カット、３ターン目はグラビティで、４ターン目はスロウ…などなど、敵の状況に応じていくらでも対応できるとても魅力的なジョブです。それに加え、ダブルアサシンを使えば同一ターンに２回までアサシネーションを使用可能です。

これだけ見ると、すごく便利なのですよね。
自分も秘器(暗器)の事を度外視すれば、これほど便利なジョブは無いと思い、少々持て余し気味のティアマト・マリス戦(野良用)にアサシンで挑戦してみました。クルーエルバイトを幻影でかわし、ディザスターをリネンコートで凌ぎ…という想定で。

確かに凄く重宝する(アビポチが多くなるのでDPSは低くなるけど)んですが、最大のネックがクルーエルバイトなどで付与される「強化アビのCT延長」を、アサシネーションとダブルアサシンがモロに引っかぶる事です
これだと全然貢献できないどころか、完走もままなりません。
という事でやや諦めていたのですが、トーメンターの登場により、ひょっとしたら再び日の目を見るかもしれないと思っています。


という事でようやく本題
まずミセリコルデを準備しました。ミセリコルデ・レプリカは今までにも取得していたはずでしたが、リストや倉庫には見当たりませんでした
という事で、ショップで交換です

以前は、ジョブの証も究竟(くきょう)の証も交換上限数が決まっていたので、準備には頭を使いましたが、現在は撤廃されているのであまり考えなくて済むので助かりますね。
３凸には余っている玉鋼でさっくりと終わらせました。玉鋼も以前はカジノで定期的に補充するなどが必要でしたが、最近は使い道に比べイベントなどでの配布機会が多いのもあって、普通に使っている分には困らなくなりましたね。最悪ムーンでも交換できますし。

レプリカから、本物、リビルドを作成していきます。
エレメントなどは十分素材があったのですが、共闘サジタリウスのトレジャー「人馬の円盤」がすっからかんでした
ですが、相手は風属性。現在強化中の火属性パーティで挑めば何とか…なりました
共闘ではありましたが、ソロ(フレ石無し)でも十分に倒せたので、５０個という数ではありましたが何とか１時間で集める事ができました。

さて、残るは属性変更ですが、正直どの属性も素材自体は問題ありません。しかし、これまでのEXⅡジョブを見ると、専用武器の有無でかなりの差がでている事もあり、属性変更先の選択は重要です。

…なんですが、今回はティアマト・マリスを念頭に置いてあった事もあり、あっけなく火属性で決定。とにかくブレイクアサシン(キリングダガー・Ｂ)が使える時点で、解放エッセルと一緒に使うのがベストだと判断しました。アサシンではＥＸアビ枠が一つしかなく、バニッシュを持て余していた事もありましたが、トーメンターではその辺りが比較的自由になります。ＴＡ確定させる手段を講じたり、デバフを持ち込めるなど色々できそうです。

これグラでは、秘器を使うごとに上昇する「執行Ｌｖ」によって攻撃性能が上昇したり、「秘器」の使用回数(１ターンに使える数なのか、使用可能回数上限なのか不明ですが)を増やすリミアビなどが追加されるとの事です。ダブルアサシンやアサシネーションはベースアビリティになりそうですが、様々なアビの組み合わせもどうなるか楽しみですね。

という事で、ミセリコルデ・ウヌが完成した事で、トーメンター取得の条件はほぼ達成。後は追加されるジョブクエストでオババを倒し、必要数のジョブの証やＪＰを用意するだけとなりました。

しかしながら、準備というにはまだ不足しています。
前述の通り、これまでのＥＸⅡジョブは４凸専用武器の有無が、相当ジョブへの影響度(貢献度)が高くなっています。
魔法戦士はテトラストリーマで陣が追加されないと陣管理は難しいし、ソルジャーは奥義リロード無いといちいち止まるのが辛い、黒猫導師はＭＰが辛くて奥義参加できないなど、専用武器でかなり変わるジョブもあります。
反面、剣豪は無銘金重でなくとも十分強力ですし、ドクターはマッドネスシリンジがあると強いのは間違いないのですが、無いから弱いというわけでもありません。ザ・グローリーに至ってはそもそもメイン武器として使わないですからね。クリュサオルはヴァッサーについてあんまり詳しく無いので割愛。
トーメンター専用武器がどちらになるのかは、正直不明ではあるのですが、ミセリコルデの段階で「奥義時アビＣＴ短縮」と「稀に暗器消費無し」があるので、十分な気がしてます。

ダブルアサシン効果ＵＰは、消去不能な累積防御ダウンの効果量が軽減されるとの事ですが、そもそもダブルアサシンの代わりのＥＸアビが付きそうですから、関係無さそうですね。

４凸武器には、もう一つ「エンブレム」があります。魔獄、天聖、英勇の３種類がありますが、それらの性能がどうなるのかも興味がありますね。

という事で、ここまでやる為には、共闘最終層を頑張る必要があります。

エンブレムまで考えると、黒紫刃が６個(４凸で３個、エンブレムで３個)、アニマが１０個必要です。
幽世(かくりよ)の黒紫刃は、共闘ＥＸ６－１でドロップします。１００％ドロップでは無いので注意。

ソロで何度か試してみたのですが、時間はかかるものの倒せない事はありません。
ただ、カオルですらデバフを初ターンでミスったりするので、弱体を重視するならピルファー持ちのキャラなどでサポートしたいですね。ソロだとフレ石がいないため、片面での加護しかありませんので、ダメージも出し辛く、可能なら防御下限まで下げられる編成が望ましいように思います。
特殊技は無属性の為、カットはほぼ意味がありません。５０％や１５％時のコンポウンド・アイズは最大ＨＰの５５％～４５％くらいのダメージで、他の特殊技もそこまで大ダメージでは無いので、カットよりは回復を厚くする方が良いように思います。アイテムでポーションを４個持ち込むとかなり安心できるのでは無いでしょうか。

ソロ攻略については、いずれ別途記事を書こうかな…。

いずれにせよ、ソロで倒せる(１０～１５分)とは言え、前述の通り１００％ドロップでは無いので、可能なら複数人で攻略すると良いと思います。

アスタロトのアニマは共闘ＥＸ６－２でドロップします。

こちらは、ほぼ１００％ドロップなのですが、過去に１～２回(今まで８０戦弱)ドロップしなかった事がありました。理由は不明です

アスタロトは、ソロではちょっと無理(時間的にも、戦力的にも)だと思いますが、基本１００％近い確率でドロップするのと、結構な頻度で共闘での募集がありますから、そこに参加して集めるのが良いと思います。ＡＰは大抵自発者さんが負担しているようですが、その辺りは参加者間で調整すると良いと思います。

アスタロトは４形態に変化していきますが、２形態目に変化した後の「サモン・アスタロト」で「ハイ」スタンプを出すのが一般的になっているようです。
サモン・アスタロトで死の祝福(毒などのダメージを再生に変換)と、全属性９０％カットを自身に付与しますが、参加者全員分それを行います。参加者全員が通過した後に、ディスペルで消していくのが常套手段になっています。(カットは３０回ダメージを与えると消滅する)
ですから、参加者は基本ディスペルを持って行くのをお勧めします。
５０％で３形態目に変化しますが、そこで「大主計」という大ダメージ技を使ってきます。単体属性技なので、幻影などの回避やカットが効きます。
最終形態のアスタロトは、高威力の全体攻撃なので、回復をマメにしていくと良いと思います。
過去、ずっと光属性で参加していましたが、麻痺が効くのは第一形態のみで、延長したところで第二形態はそもそも特殊技以外を使ってきません。第三形態以降は麻痺無効になるので、あんまりソーンの活躍の場はありませんでした。この所火属性が強化されてきたので、何回か火属性(義賊＋解放エッセル)で参加してみましたが、フォーススナッチ(ディスペル＋確定ＴＡ)とかを上手く使えば、そこそこ貢献できる事がわかりました。まだ必要数に届いていないので、もうちょっと貢献できるように戦ってみたいと思っています。

エンブレムの交換には、アスタロトのアニマが１０個に加え、賢者の誇り、騎士の誇りというトレジャーが必要になりますが、ＥＸ６－１、２を周回すればギリギリ必要数まで届くかもしれません。ＥＸ５階層でも落ちますし、こっちの方が弱いのですが面倒臭いことこの上ないので、黒紫刃やアニマが集まっても、ＥＸ６階層を戦った方が良いように思います。

必要数が集まれば、後はトーメンターの実装を待つばかりですね。最近の傾向では、古戦場のインターバルにぶっこまれて来る事が多い気がするので、今回もその辺りにきそうです。武器の属性も火にしたので、上手く嵌まれば古戦場はトーメンターで遊べるかもしれません
秘器の消費量への懸念はありますが

皆さんも、そろそろ準備始めてみてはいかがですか？

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