ニーア
ようには決して見えませんが、強引に仲間にしてしまいました

一ヶ月以上かけて、次回の闇有利古戦場の為に、入念に(?)準備していた闇編成ですが、ニーアの加入を持って、素材としては揃った感じがします。これまでにどんな準備をしていたのかは、こちらをご参照ください。

ガチガチ削りに行くスタイルにどうしても馴染めないので、黒猫道士を愛でながら、防御を固く回復を厚めにして、まったり攻めて行くスタイルを想定しています。ここにアーカルム賢者のニーアが加入したのが、今回の記事となります。
ニーア自体の紹介をするつもりではありませんが、簡単に性能をみてみようと思います。
ニーアアビ
奥義には特段追加効果などは用意されていません。その代わり、特殊バフ「愛ノ救イ」Lvが少ない程、奥義性能がUPするという効果があります。この「愛ノ救イ」はスタート時点ではLv13(タロットカード「デス」を表す番号の「13」にちなんでいるのでしょう)で、アビの使用や毎ターン2ずつ減少していきます。
ニーアLB
ニーアのLBを見てみると、奥義ダメージ上限UPが2つあるのがわかります。とりあえずここに全振りして奥義を(ほぼ全力で)撃った時のダメージがこちらです。
vlcsnap-2019-11-03-22h17m09s82
愛ノ救イLvは10です。ジータちゃんが440万、ルリピが580万の状態ですから、これだけでも結構なダメージになってます。
vlcsnap-2019-11-03-22h32m31s70
こちらがほぼ同じ条件で、愛ノ救イLvが6の時のダメージです。結構増加しています。
vlcsnap-2019-11-03-22h32m56s65
さらに、こちらがLv0の時です。最初から比較すると100万近い伸びがありますね。奥義キャラとしても優秀だという事がわかりました。

ついで、アビリティも見てみましょう。
第1アビ「死ト愛ノ世界」は、「敵味方」の攻撃力をUPし、ダメージの1/3程度(30%より大きい気がする)の追撃を味方全体に付与するフィールドを展開します。ただし、このフィールドはターン制(3ターン)で、自分のパーティにしか影響を及ぼしません。

2アビの「愛シイ人」は、味方一人をいわゆるデュオ状態にし、二人が確定TAと、ダメージ50%軽減(カットでは無い)させる効果を4T持続させます。使用すると愛ノ救イLvを2消費します。

3アビの「終焉ノ愛」は、特定の味方一人の奥義を二回発生させます。クリュサオルのデュアルアーツと同じ効果ですね。愛ノ救イLvが1消費されます。

こうしてみると、中々に強烈なバッファー兼奥義アタッカーという感じがします。しかし、アビリティをみると、これがかなり運用が難しいキャラだという事がわかります。

サポアビ「愛ヲノゾム意思」は、これまでに何度も出てきた「愛ノ救イ」についての説明です。前述の通り、初期状態では13で毎ターン2ずつ、アビの使用などでそれぞれ減少していくのですが、1か0の状態でターン終了すると、戦闘不能となってしまいます。(そのターンの最後に戦闘不能になる)
従ってこの愛ノ救イLvを常に把握して戦う事が重要になります。
愛ノ救イ効果
ちなみに、この「愛ノ救イ」効果は、ダメージ軽減の効果もあり、WiKiなどによるとなんと90%のダメージ軽減になるとの事
愛ノ救イ効果ダメ
どーりで一人だけ極端にダメージ少ないわけですね。そう考えると、今回のコンセプト「黒猫道士で防御を固め、渾身を維持しつつ戦う」にはピッタリなキャラクターと言えそうです。

さて、アーカルム賢者の場合、必ず「正位置」と「逆位置」のサポートアビリティを持ちます。
「逆位置」は対応するアーカルム召喚石とリンクした名前となっていて、ニーアの場合は「死神の逆位置」となります。「逆位置」のサポアビは、サブメンバーに配置されている時「のみ」発動する効果です。
効果は「主人公が瀕死(HPが赤表示)では無い時、そのターンは不死身」というものです。

これ、主人公をレスラーにして、ナイフハンドストライクに一字構えを使った状態で、古戦場EX/EX+のブロー技を喰らわせると、死なずにカウンターきっちり5発返してくれるんですかね?ちょっと試してみたい
ナイフハンドストライク自体は3回の被ダメージカウンターですが、特に敵対心が大幅に上がるわけではないので、そこそこ分散してしまいます。他にもカウンターキャラを並べると(例えば土とかは豊富)、カウンター取りまくって楽しい状態にする事もできるんですが、一字構えを併用してカウンター回数を増やすと、敵対心が大幅にUPしてしまい主人公にブローが集中してしまいます。
EX/EX+の攻撃力は結構高いので、HPが1万程度だと足りずにそのまま轟沈してしまいます。勿論戦闘不能になればカウンターも発動しませんので、意味が有りません。
しかし、ニーアの「死の逆位置」の効果があれば、これを回避できるのでは?という妄想です。
という事で、Trial Battleの「エクストリーム・木人+」で試してみました
一旦、HPが1になって耐えた後、カウンター5回(ナイフハンドが3回、一字構えで+2回)をきっちり返してくれましたね
これは中々に気持ちがいい。

ちなみに「瀕死状態(HPが赤字)」では発動しません。コンジャンクションなどでHPを減らした場合、赤字のままブローを喰らわないように、注意する必要がありますね。

ちょっと脱線気味ですが、話を戻して今度は正位置を見てみます。
「恋人の正位置」というサポートアビリティは、サブメンバーからフロントに出現する際、一度だけ発動する特殊な効果です。発動する条件はフロントメンバーが戦闘不能になってサブから登場した場合のみとなり、アビリティや敵の特殊行動によった場合には発動しません。ハウンドドッグ系のアビ、タクティクスコマンドやポジションチェンジ、アルバハなどのパースコントロールなどで入れ替わった際には発動しないので注意が必要です。
ニーアの「恋人の正位置」は、登場した際に味方全員に自動復活効果と、被ダメージの吸収効果を付与します。前述の「愛ヲノゾム意思」の効果でニーアが戦闘不能になっても、サブから登場した場合にはこの自動復活の効果により、愛ノ救イLv13の状態から再度戦闘を継続する事ができます。(一旦死ぬので、かかっていたバフ/デバフはすべて消去されます)

少々長くなりましたが、それだけニーアは強力なキャラだという事でご了承ください
最初に個々の賢者が発表された際、ディレクターの福原さんが「非常にピーキー」とおっしゃられていたのがようやく実感できました。フェイトエピソードも正直すんごかったのですが、最終解放も想定してるんだろうなぁ…という印象を受けました。興味がある方は、是非加入を目指してみてください。

そして、このニーアが加入した黒猫道士パーティですが、布陣としてはそこそこ強力な編成になった気がします。
黒猫武器編成Max
前回記事からの進捗として、アビスルックの2本目が完成し、フォールンソード4凸と、麒麟剣5凸が完了するに至りました。ただダメージ的には麒麟剣よりゼノディア刀の方が高いので、ひとまずこれで完成形とする事にしました。この編成で、今やっているイベント「コウと空っぽ影法師」のHLマルチ「空っぽで満たされるヨウHL」に挑んでみました。

戦闘開始からリロードなど、一切のスキップ無しで5分戦っていますので、適宜スキップしつつ観ていただけたらと思います。ご覧いただければわかると思うのですが、ほとんどダメージを受けず、吸収や活性などの効果でHPは、ほぼ満タン状態で進んでいきます。
トータルで10ターン戦っているのですが、前述の説明どおりだと既にニーアは戦闘不能になっていないといけません。しかし、開幕でフェリ(リミテッド)の3アビをニーアに使用し、ニーアも全てのアビを使用すると、丁度フェリ3アビの効果が切れるターンにニーアが戦闘不能になります(2:08あたり)。
ニーアの戦闘不能はターン終了時ですが、その時点でまだフェリ3アビの効果は残っている為、自動復活が発動し、ニーアは愛ノ救イLv13からまた戦線復帰します。(HPはかなり減りますが)

という事で、ニーアとリミフェリの相性は抜群に良いと言えそうですね。

ニーアのフィールド付与などで敵の攻撃力が上がった分、黒猫道士の防御UPでそれを相殺しつつ、リミフェリの活性や、ハログレイの吸収などでHPを維持。
黒猫道士の連撃UPにニーアのTA確定や、リミフェリとハログレのゲージUP(20%ずつ)で奥義加速も行い、ハログレの奥義性能UPとニーアの奥義2回発動や、黒猫道士のMPによる奥義性能UPなどで、高威力の奥義をフルチェインで叩き込む。
10ターン目以降は三回攻撃や必要に応じて、サブから終盤特化のキャラをデスにて強制召喚し、一気に畳み掛ける…など、思った以上に攻守にバランスの取れた編成が出来上がった気がします。
10ターン目には編成してあった黒麒麟も召喚できるようになっている為、三回行動を付与できるようになったフェリの3アビを、同時に二人に使う事もできたりします。使い方によっては相当強力な一撃を叩き込む事ができそうですね。
敵の特殊行動次第だとは思いますが、余程強烈なデバフを振りまいて来ない限りは、これで凌げそうな気がします。最近流行りの2~3発同時攻撃とかも、防御があがっていればそれほど痛くありませんし。

さて、ひとまずこれで完成…と言いたいところですが、さらに検討の余地があります。
それは「支配の天秤」をどうするか…です。
支配の天秤
支配の天秤は、アヌビスからドロップするエピックウェポンで、特殊な武器スキルを持つのが特徴です。
支配の天秤アビ
第二スキルの「ソール・イコーリティ」は、いわゆるハイランダーと呼ばれる、編成している武器が全て異なる場合に発動する特殊なスキルです。前述の武器編成を見て頂くと、いくつかの武器が2本ずつ編成されているのですが、これらを全て異なるものにすれば「ソール・イコーリティ」の条件を満たす事ができます。そこで、次のような編成に変えてみました。
黒猫武器編成ハイラン
アビスルックの1本をセレストザグナル・マグナに、真・普天幻魔の1本を麒麟剣に、そしてアビススパインの1本を支配の天秤に変えてみました。すると、予測ダメージも先ほどよりも上昇しているのがわかるかと思います。
アビスルックは方陣攻刃(中)でしたが、セレ斧は方陣攻刃(大)です。アビスルックの克己が無くなり、クリティカルやDA発動率の上昇が無くなりますが、予測ダメージにはそもそもそれが反映されませんので、ダメージ上昇は想定内です。
ゼノディア刀と麒麟剣は、どちらもEX攻刃ですが、ゼノディア刀の方が効果が高いのですが、SL20の差で多少カバーできているかもしれません。
アビススパインは神威と必殺ですから、1本減る事でHPと奥義ダメージが減る事になります…が、こちらも予測ダメージには現れない部分です。
克己や必殺が無くなった分、単発ダメージは支配の天秤効果で上昇するものの、全体的にどの程度変化があるのか、先ほどと同じようにヨウHLで試してみました。

結論を述べておきますが、結果は「ほとんど変わりません」でした。個々のダメージは大きな変化は無く、クリティカル時こそ60万台まで伸びましたが、奥義ダメージもほぼ変化無し。必殺が無くなった分、ダメージ上限UPなどで相殺されたという事なのでしょうか。

こうなるとどっちを取るべきか、少々悩んでしまいますね
ただ、今回の編成では「攻撃アビリティ」がほとんど使われていません。そういうキャラを編成していないから当然なのですが、「支配の天秤」の第一スキルがほとんど活かされていない事になります。せっかくアビリティダメージの上限が上がっていても、使ってないのでは宝の持ち腐れです。
逆に、ダメアビが強力なキャラ(バザラガ、水ゾ、オリヴィエ)とか、ターニャのように通常攻撃などに追加ダメージがあるようなキャラを編成している場合には、支配の天秤の方が他のダメージがほぼ一緒であるのなら有効なのではないでしょうか。

さらに、武器を色々と組み合わせてみましたが、最終的にこのような編成が一番ダメージがでそうな感じになりました。
ハイラン最終形
ちょっと位置が変わっちゃいましたが、麒麟剣の代わりに麒麟弓を編成してみました。EX攻刃は1つ減りましたが、通常暴君SL20でカバーした感じでしょうか。
実際、この編成で戦ってみると、奥義ダメージも増加(ニーアが515万くらい)し、通常攻撃もジータちゃんで50万弱、クリティカル時には70万を越えてきました。
もうこうなると全然攻撃力を落とした…とかは言えない気がしますね。黒猫道士でも十分な破壊力を持った感じになりました。敵の攻撃が激しい場合は麒麟剣、さほどでもなければ麒麟弓…という使い分けができるかもしれません。

古戦場直前には、ゼノ・ディアボロス撃滅戦が開催される予定です。
ix8y96scuw
3回目の開催になるため、新規に武器(槍だそうです)が追加になります。真化すればゼノ2種編成しても、ハイランダーを維持できますので、その中でどの武器を選択するのか、少々悩ましい事になりそうです
元カレ計算機などを有効に活用し、最終的な編成を決めて行きたいと思っています。状況に応じて、もっとイケイケ編成を作る可能性もありますね

まぁ、ここまで準備しても全然歯が立たない可能性も十分有りうるのですが、ここまでの経緯を十分に楽しめたので、いいかなーとも思ってしまったりもしています
今回の古戦場からHELL100+が追加になるようですし、どうせ個ランもボーダー上がって上位には行けないでしょうし、身の丈に合った順位を目指して頑張りたいと思います
古戦場まで残り僅かですが、まだ準備終わっていない方も、どうぞ頑張ってください。楽しい古戦場を迎えられますように!

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