現在、新イベント「灯幻連理双紙」が開催されています。
御伽噺の桃太郎をモチーフとしたストーリーですが、内容は穏当とは決して言えない、中々にハードなものでした

今回、登場するキャラクターの名前などの考察から、つらつらと感じた事があったので、記事にまとめてみました。記事の内容自体はたいした話ではありませんが、物語のネタバレを含む…というか、ネタバレそのものなので、閲覧には十分ご注意を願います。
イベント開始前、公開されたTipsの最後はこんな感じでした。
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配布召喚石がミニゴブで、武器がタケノコとくれば、これは重そうな次回予告に反して、案外ほわほわしたものになるのでは?

大間違いでした

想像以上に重い内容でしたね
ミニゴブもタケノコも全然関係なかったですね。ただ、ラストの展開はまぁ大団円という感じで自分的にはとても良いお話だったと思います。

節分にあわせて、ゴブリン(鬼)退治という事で桃太郎をベースにしたお話だと思うのですが、昨今の新型コロナ禍に重ねているのかな?と思う部分もあったように思います。エンディングに突入してからの怒涛の展開は、面白かったものの気を持たせるなっと思う部分もあったり無かったり

そんな中、気になったのは各キャラクターの名前の由来でした。
ネクタルは神の飲み物とされていますが、不二家のネクターから“桃”というイメージが強いので、まぁ妥当な名前なのかな?と思います。

シンシャについては後述。

犬…というか狼のクスキはこういう場面がありました。
クスキの由来
クスキに対して研究者が呼び掛けた名前?です。
() () ()という事でしょう。
数え方
ネクタルのこの古風な(じじくさい)数え方から、来ているんだろうなと思います。
となると、クシナは実験体947なのでしょうね。ストーリーでクスキよりもクシナの方が先に登録されているような話もありましたから、登録番号順を考えてもあってそうです。

って書いときながら、良く考えたら「4」を「す」と読むのは、単に中国語…というか麻雀の数え方なのでは?と…。
まぁ細かい事はおいときましょうか
でも、数字を語呂合わせ風に置き換えるのは、よくやる事なので。

そういえば、日本ではごくごく当たり前に良くやる事ですけど、英語圏とか他の言語圏で、数字を語呂合わせとかってやるんですかね?

閑話休題。
クスキとクシナはそうだとして、ウグスは実験体いくつなんでしょうね?
最後に手元に来たってなってますが、クスキ達と比べてかなり幼い描写になっています。X94だとしても(9と4ばっかりだな)、9以下とは思えませんし、1094だと「タリクス」になっちゃうし…。どういうネーミングかはちょっと気になります。唐突に出てきた「ダース(12)」と関係するのかとも思いますが、「ウ」に繋がる感じでも無いですからね。

と、ここまではある意味余談。
今回書きたかったのは、シンシャの名前の由来です。
桃太郎の御伽噺に該当する登場人物には、シンシャに該当する人物はいません。英語やその他で該当する単語もあるのかもしれませんが、自分は「辰砂」という物質について着目しました。

辰砂というと水銀や丹(に)であって、秦の始皇帝が求めた不老長寿の薬の原料とされていたというのが、私が抱いていたイメージです。
WiKipediaで「辰砂」を調べてみると、このような記述がありました。
辰砂
辰砂は「賢者の石」とも呼ばれているというのです。グラブルで賢者の石は重要なキーワードです。
賢者の石
グラブルの用語集に記述された賢者の石の説明です。そこから無限のものが生み出されるとされています。もう一つ、ルリアノートのシンシャの説明を見て下さい。
シンシャ
「無限に近い魔力を汲み出す」という記述があります。
この事から「シンシャ=辰砂(賢者の石)」なのでは?と私なりの結論に至りました。皆さんはどう思われます?

この記事を書いている最中、秦の始皇帝というキーワードから、その材料を探しに蓬莱へ向かったとされる、徐福伝説を思い出しました。大きな船を作らせて多くの子供達を載せて蓬莱へ旅立ったとされる道士です。その後については一切記録が(中国では)残っていませんが、彼が向かった蓬莱(日本)は「桃源郷」とされていました。
徐福が求めたとされるのは不老長寿の霊薬であって、辰砂とは直接関係ありませんが、それを命じた秦の始皇帝が辰砂を原料とする丹薬を飲んで(水銀中毒により)死んだという事から、何らかのインスパイアがあったのかな?と想像します。

さて、雑談ついでにもう一つ。
ルリアノートでシンシャを検索しようとすると、単純では無かった事に気づいた方はいらっしゃるでしょうか。
ルリアノート
シンシャを検索で絞り込もうとすると、次のように指定しないといけません。
ルリアノート絞込み
そう、シンシャは「人間」ではないのです。ストーリーからして、数百年単位で語られている風ですから、単に長寿の人間という感じではありませんね。星の民であるミカボシも「その他」になっていますが、話の流れからして星の民とは思えません。
もう一人「その他」で気になるキャラが存在します。それは、イベント「アルケミストデザイア」に登場した「リゼット」です。
リゼット
彼女も種族「その他」に分類されますが、いわゆる「ホムンクルス」です。

そこで閃いた!
シンシャも、ホムンクルスあるいはそれに類する何等かの形で生み出されたもので、賢者の石と関係があるのではないだろうか?…と。賢者の石の作用で無限に近い魔力の供給が可能になったのでは?

ネクタルと同時に実装されたのが、リミテッドカリオストロというのも何か関係しているのでは!!
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ってまぁ、さすがにそこまでは考えすぎだと思うのですが
錬金術関係という事で、今後何かしらの関りがあっても面白いのでは?と思う次第です。
ネクタルもシンシャもスポット参戦には勿体ないキャラですからね。
時代関係からすると、カリオストロが生まれた頃と覇空戦争とはかなりズレているし、シンシャも覇空戦争後っぽいので直接の関係は無いものの、「賢者の石」の研究の過程で生み出されたものだったりとか…。

ネクタルも未入手で、カリオストロのフェイトも見ていないので、それを読めば私の想像も荒唐無稽なのがすぐわかるのかもしれませんが
でも、そういう想像をする楽しみってのもあっていいですよね

単なる雑談に最後までお付き合いくださり有難うございました。
グラブルのイベントは油断していると何とも言えない感情で終わる事もあるのですが、今回はまぁ概ね大団円という事で安心しました
こうやって、色々と想像できる素材になってくれたのも久し振りでした。また面白いイベントが提供される事を願ってます。

(2021/02/18 追記)
こんなことを書いていて、ふと気づきました。
「ネクタル」は冒頭でも触れましたが、神の飲み物とされていて、不老不死に関係します。
シンシャは、ネクタルの分け身で身体のアチコチを補完しています。
つまり…。
「元は人間であったシンシャは、“ネクタル”を身体に取り込んで、人ならざる身となった」
と解釈するのが素直でしたね

そうそう、そういえば最後にネクタルは島では無くシンシャとの契約で、星晶獣の力を得ることになりました。このネクシンモデルは、結構応用が効くと思いませんか?
魂の強い結びつきがあれば…という事ならば、そう例えばウェルダーとジェイドとか、メドゥーサ3姉妹とかどうですかね?
特にジェド!
ウェルダーとの絆はかなり強いですからね!ウェルダーに憑りついて…じゃなく、契約して復活!とかありませんかね
(追記終わり)

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